2handed-bowling.com 両手投げ最強伝説 |
|||||
|
|
||||
◆両手投げとは何か ボウリングの投げかたの一種。
一方、両手投げは、中指、薬指の2本をボールの穴に入れて、ボールを下から手のひらの上に乗せるように持ちます。 片手投げでもサムレスという投げかたは同様に親指を入れません。(サムは親指、レスは使わないという意味) これは何を意味するのでしょうか。 ◆親指の悩みが解消 片手投げ、とくにローダウン投法の悩みは親指の調整です。 きつめに調整するため、親指にマメができやすくなります。 マメができると練習を休まなくてはならないのですが、そうもいきません。 こうして、マメができたり、つぶれたりして親指が変形してしまう場合もあります。 当然、かなり痛いです。 両手投げに変更したそのときから親指の心配はまったくなくなります。 ◆両手投げの登場 もう20年以上も前の話。 2000年、当時17歳だったジェイソン・ベルモンテの出現。 ボウリング界に激震が走った。 なんだあの投げかたは!!! 片手投げの選手たちにとっては、それまで苦労してやっと完成させた片手投げを捨てることなどできません。 ◆ローダウンの登場 対抗策を練りました。 それがローダウン。 リリース直前に一瞬だけ手のひらをボールの下にもぐりこませることにより高回転を実現。 両手投げの登場により、片手投げも進化せざるを得なかったのです。
◆両手投げは子供の投げかたではない 両手投げは、重たいボールを片手で持てない人(幼児、少年、女子)が「両手でボールを持って投げる」投げかたとはぜんぜん違います。 あるいは、ふざけ半分で開いた両足の間からころがしたりする「両手でボールを持って投げる」動きとも根本的に異なります。 ◆両手投げはサムレスに似ている その動きは、サムレス投法のバックスイング時に上半身をねじって、もう片方の手をボールに添えるようにします。 両手投げのタイプにもよりますが、もう片方の手でボールを支えているのはバックスイング時のみです。 そのあとはサムレスとそっくりです。 現に、私が両手投げのレッスンを竹永竜星プロに受けていたときに最初に指摘されたのがこの点でした。 バックスイング時にもう片方の手が離れてしまうクセがあり、「それはサムレス!」と注意されて直した経緯があります。 ◆両手投げはだれに教わる? 両手投げの登場が世間を騒がせてから20年以上も経ちます。 両手投げはここ数年でかなり増えてきました。 ところが、両手投げを教えてくれるプロは少ない。 ネットに動画がある時代とはいえ、個々人のクセや欠点を直してもらうには、やはりプロのレッスンを受けたほうがいいでしょう。 ◆両手投げの未来 いまからボウリングをはじめるなら両手投げしかありません。 この20年、世界で両手投げが勝ちまくっているのです。 その実力差から男女別のリーグがあるように、将来、片手投げと両手投げは区別される可能性を指摘する人さえいます。 サムレスも片手投げの一種ですので、親指を入れるかどうかでさらに細分化されるのかもしれません。 |
|||||
|
両手投げ最強伝説 |